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【Windows11】WindowsUpdate後スタートボタンの反応がなくなったときの対処法

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Windows11を監査モードで新規セットアップ中にスタートボタンの反応が無くなってしまいました。

何とか解決したので備忘録として残しておきます。

発生したWindowsのバージョンはWindows11の21H2です。

目次

WindowsUpdate後スタートメニューが出てこなくなった

今回の症状は以下の通りです、合致している場合はこの先の操作で復旧できる可能性があります。

今回の症状
  • WindowsUpdate後の再起動をしたら発生。
  • スタートボタン以外のタスクバーの操作は問題なし。
  • イベントビューアをみるとエラーが発生している。

この症状に合致しない場合は、スタートメニューのプログラム(StartMenuExperienceHost.exe)が不安定になっているだけの可能性があります。

タスクマネージャーから目的のプログラムを再起動することで復旧も可能ですが、いっそのこと完全シャットダウンして他の不安定なプログラムも全部直してしまいましょう。

続いて症状を詳しく解説していきます。

WindowsUpdate後の再起動をしたら発生

順調にセットアップで来ていたのですがWindowsUpdateの再起動直後からスタートボタンを押してもスタートメニューが出てこなくなってしまいました

WindowsUpdateはきちんと最後まで実施されており、「Windowsの更新時に他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」の設定もONになっています。

スタートボタン以外のタスクバーの操作は問題なし

タスクバーが固まっているのかと思っていたのですが、スタートボタン以外のショートカットや時計、ニュースや関心事項も問題なく動作しています。

デスクトップのショートカットをクリックしても問題なくアプリは立ち上がり、利用も可能です。

イベントビューアをみるとエラーが発生している

原因を調べるべくイベントビューアを開くと大量にエラーが発生しています。

イベントビューアー
StartMenuExperienceHost.exeでエラー
イベントID 1000

スタートボタンをクリックもしくはWindowsボタンを押すたびに出ている状態です。

StartMenuExperienceHost.exeでエラー詳細。
イベント ID 1000

詳細を確認してみると

StartMenuExperienceHost.exeでエラーが発生しているようです。

【実際に確認済み】復旧した方法

不具合はすでに「KIR」(Known Issue Rollback)と呼ばれるロールバックシステムで解決されている。組織で集中管理されていない一般的な環境であれば、解決策が24時間以内に自動で適用されるはずだ。Windowsデバイスを再起動すると、解決策がより早く適用されることがあるので、急いでいる場合は試してみるとよいだろう。  組織で集中管理されているデバイスの場合は、特別なグループポリシーをインストール・設定することで解決できる。詳細は同社のサポートドキュメントを参照のこと。

Windows 11に[スタート]画面が開かない問題 ~最近配布されたパッチが原因 -Yahoo JAPAN-

KIRで自動で直ると書いてあったので、ネットワークにつないだ状態で2~3日置いていたんですが、いつまでたっても直りませんでした。

グループポリシーにKIRを追加して、設定したところ復旧しましたので、実際に復旧した方法をご案内します。

KIRをダウンロードしてローカルグループポリシーのに追加するまでの流れ

KIRをダウンロードしてローカルグループポリシーに追加するまでの流れ

KIR(KB5014668)のダウンロード

Microsoft Update Catalogから目的のKIRをダウンロードして実行しましょう。

一般的なWindows11であれば上段のx64の更新プログラムをダウンロードしてください。

KIR(KB5014668)のインストール

ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールします。

ローカルグループポリシーの設定

STEP
ローカルグループポリシーを開く。
コマンドプロンプトでローカルグループポリシーを開く。

Windowsキー+「R」を押して、ファイル名を指定して実行を開きます。

名前(O):にgpedit.mscと入力して「OK」をクリックします。

STEP
KB5014668が追加されているか確認する。
KB5014668が追加されているか確認する。

ローカルグループポリシーエディターを開くと

  • コンピューターの構成
    • 管理用テンプレート 

の中に

  • KB5014668 22071_0421 Known Issue Rollback
    • Windows11(origianal release)

という項目が追加されています。

STEP
KB5014668の設定を変更する①。

右ペインの

KB5014668 22071_0421 Known Issue Rollbackを

右クリックし、「編集」をクリックします

STEP
KB5014668の設定を変更する②。
KB5014668の設定を変更する②。

無効(D)」にチェックを入れ

OK」をクリックします。

STEP
再起動して完了。
Windowsを再起動する

再起動後スタートボタンをクリックし、スタートメニューが表示されれば設定完了です。

スタートボタン不具合の復旧方法(以前紹介した方法)

更新プログラムのアンインストールでも復旧しましたので念のため載せておきます。

WindowsUpdate後なのでこのような場合は更新プログラムの削除でほぼ直ります。

更新プログラムのアンインストール

今回アンインストールしたのは以下の2つです

  • Microsoft Windows(KB5015882)の更新プログラム
  • Microsoft Windows(KB5015814)の更新プログラム

KB5015814はKB5015882をアンインストールすると表示されます。

KB5015882アンインストール前は表示されませんので。

KB5015882

再起動

KB5015814

の順番でアンインストールを行ってください。

まとめ

今回はWindows11でWindowsUpdate後スタートメニューが出てこなくなった時の対処方法についてご説明いたしました。

もし発生した際はお試しください。

Daisuke

他にもWindowsでよくある不具合や設定情報や設定方法などをまとめています。

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