先日仕事で使う資料を作成していたのですが「もう出来たんですか?」というエピソードがあったのでせっかくなので記事にしておきます。
生成AIを組み合わせるととっても仕事が早くなりますよ、という話です。
仕事側パワーポイントでスライドを作ることが多いんですが、文字だけだとわかり辛いので絵や図解を使って表現しています。
ただこの図解って自分で作るの結構面倒なんですよね。
そんな面倒な図解がNapki.aiを使えば簡単にできちゃいます。
生成AI歴:3か月
お仕事:IT関連企業のインストラクター
保有資格:情報処理安全確保支援士、FP2級、AWS CPEなど
一言:ChatGPTなどの生成AIが登場してすでに2年経っています。
「これから始めるには遅いかな」と思っている皆さん、一緒にがんばりましょう!
(画像はイメージ画像です。ご了承ください。)
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ChatGPTとNapki.aiを使った図解作成
これが今回ChatGPTとNapki.aiの組み合わせで作った図解です。
実際にどんな感じで作っていくか見ていきましょう。
ChatGPTにキーワードを入力
今回はこんな感じでスタートします。
まずはChatGPTに文章を吐き出させます。
ChatGPTから返ってきた返事がこちら
ChatGPTとNapkin.aiを組み合わせて仕事をスピードアップ!
デジタルツールを活用して業務を効率化することは、現代のビジネスパーソンにとって欠かせません。その中でも特に注目されているのが、自然言語処理AIであるChatGPTと、ビジュアルノートツールであるNapkin.aiの組み合わせです。この二つのツールを併用することで、情報の整理とアイディアの整理が驚くほどスムーズに進み、仕事のスピードアップが期待できます。
1. ChatGPTでのアイディア生成・テキスト作成
ChatGPTは、さまざまなトピックについてのアイディア出しや文章作成を行うAIツールです。例えば、新しいプロジェクトについてのブレインストーミングや、資料作成時の文章案を考える際に非常に役立ちます。通常、考えが煮詰まってしまうような複雑な内容も、ChatGPTに質問することで簡単にアイディアを広げられます。
2. Napkin.aiでの視覚的な整理と情報管理
一方で、Napkin.aiは視覚的に情報を整理するのに特化しています。例えば、ChatGPTで得た情報やアイディアをNapkin.aiにまとめると、視覚的にどのような要素が重要か、どこに関連性があるかが一目でわかります。これにより、思考の流れやプロジェクト全体像を把握しやすくなり、アイディアの整理がスムーズに行えます。
3. 組み合わせることで生まれるシナジー
ChatGPTで得たアイディアをNapkin.aiに即座に取り込み、ビジュアル化することで、アイディアや情報がより明確になります。また、両者を組み合わせて利用することで、日々のタスクが効率化されるだけでなく、見逃しがちな関連性や新しい視点に気づくことができるようになります。これにより、思考や情報の整理がスピードアップし、業務全体の効率が飛躍的に向上します。
このように、ChatGPTとNapkin.aiを上手に組み合わせることで、情報をスピーディかつ効果的に管理でき、ビジネスシーンでのパフォーマンスが向上します。
めちゃくちゃ長くて読むのが大変ですね。
これをNapki.aiに入れます。
Napki.aiに送信
こんな感じ。
左側の水色の雷が表示されている範囲で図解を作ってくれます。
改行が入っていたり区切りになるところで範囲が決定されるので、全体を通した図解を作ってもらいたい場合は文章を工夫してあげましょう。
図解を作成
では図解を作っていきます。
雷を押すと文章下ににもやもやが出てきてそこに図解が作成されます。
解析が終わると左側にサンプル、中央に図解が表示されるので好みの図解を選択しましょう。
サンプルから「これだ!」という図解があったら「STYLES」をクリックします。
色や表現が少し異なるサンプルが沢山出てくるのでそこから好みの画像を選択します。
変更したい部分をクリックすると編集可能です、文字やフォント、色など好みで編集しましょう。
取得したい範囲を選択してダウンロードボタンをクリックします。
ダウンロードボタンをクリックすると画像の形式やダークモード、背景の除去、大きさが選択できます。
無料で使う場合はダークモードにできないので注意しましょう。「Clipboard」をクリックするとダウンロードせずにクリップボードに保存されます。
スライドで図解を使用
ここで作成された図解をスライドに取り込んで文字を入れたり装飾をすればスライドが完成です。
ちょっとサンプルが良くありませんが、ご自身のフォーマットと合わせて作成してみてください。
おすすめのケース
これが使いやすいケースを3点ほど紹介します。
プロジェクト提案書
まずはプロジェクト提案書。
- 活用方法:ChatGPTでプロジェクトの目的、背景、実行ステップ、期待される成果などの要素を整理してもらいます。その後、Napkin.aiで各要素を図解やマインドマップのように配置することで、視覚的にわかりやすい提案書に仕上げることができます。
- 効果:視覚化によって、プロジェクトの目的や実行計画が明確になるため、プレゼンを聴く側がプロジェクトの全体像をすぐに理解できます。また、各ステップの関連性も視覚的に示すことで、計画の流れが論理的であることが伝わりやすくなります。
データ分析報告書
次はデータ分析報告書です、これもChatGPTとNapki.aiの組み合わせが得意になる分野ですね。
- 活用方法:ChatGPTにデータから得られたインサイトや要点の説明文を依頼し、その結果をNapkin.aiで可視化します。例えば、「トレンド」「異常値」「今後のアクション」などを色分けして配置することで、重要ポイントが一目でわかるレイアウトにします。
- 効果:視覚化によってデータの関連性や重要ポイントが強調されるため、報告書が視覚的に理解しやすくなります。データに基づくインサイトや結論が瞬時に把握でき、スライドを進めるごとに論点がクリアになります。
プロダクトロードマップ
最後はプロダクトロードマップです、3点ともに共通していますが、文字を多く入れるスライドより図解をメインにして内容は口頭で説明する資料が向いていますね。
- 活用方法:ChatGPTに開発プロセスの詳細や各ステージの目的・タスクを整理させ、それをNapkin.aiにタイムラインとして配置します。各タスクの関係性や優先順位を図示することで、視覚的なロードマップを作成できます。
- 効果:Napkin.aiでタイムラインを視覚化することで、開発スケジュールやリリース計画が一目でわかるようになり、関係者にとっての理解が深まります。特に複数チームが関わるプロジェクトでは、役割分担や重要な節目が明確になるため、効率的なプロジェクト管理が可能です。
まとめ
というわけで今回はChatGPTとNapki.aiの組み合わせで仕事を爆速にしてしまおう!というお話でした。
図解ってなかなか大変ですが、Napki.aiを使うと簡単に作成できます。
ぜひ使ってみてください!
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